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Posted by おてもやん at

2010年05月06日

ゴゴゴゴゴーッ

 ブレーキがおかしいと依頼があり引取りに行く。ちょっと乗ったら前輪の左から「ゴゴゴゴゴゴーッ」と音がする。
これはブレーキパッドが無くなって、座金とローターがこすれているのがわかったので会社へつくまで、信号待ちなど極力サイドブレーキを引き、ブレーキは後ろの車に合図をするぐらい踏んで帰ってきた。

左前輪のタイヤを取り外してみてみると、車体内側の面がやはり思った通りであった。





右側が相当減っている。

使用限度が写真のように16ミリと浮き彫りになっている。



もちろん使用限度を越えていたのでディスクローターの交換と、10万キロ越えている車両であったためブレーキキャリパーのシールキット(ディスクローターとブレーキパットを挟み込む万力のような部品)を交換した。

大体、市内を乗られる方なら、35000キロから45000キロぐらいが点検、交換の目安ではないか。

また、点検のされていない車検の場合、ブレーキパッドが1ミリでも残っていたら何の問題も音も無く、自動車検査場の車検には合格するが、その後点検をするか、走行中の音に気をつけておかないと出費が重なることとなる。大体今の車は、ブレーキパッドの残りが2ミリぐらいになると、走り初めや、軽くブレーキを踏んだ時に「チィーーーーッ」てながんじの音がするように金属製のセンサーがついているものが多いので、走行距離と、音に気をつけていれば、ここまでの修理になることは無く、ディスクパッドの交換ですむでしょう。

また、走行後すぐに洗車される場合は特にフロントホイル付近には水を余りかけない方がいいでしょう。
熱を持ったディスクローターに水をかけ急激に冷やすと目で見たぐらいではわかりませんがひずんでしまい、ブレーキを踏んだ時にブレーキペダルから足に「コッコッコッコッ」と反発してくるような感じがある場合は、ディスクローターのひずみがあるので、交換か、ローターの研磨となります。

車やバイクはアクセルを開ければどんどんスピードが出ます。300キロ出る車もありますがチャンと止まれなければ安心してスピードを出すことは出来ません。
私の子供に自転車を教えた時も後ろから押してあげ、何回も何回もブレーキをかけさせた後に徐々に手を離していきましたので、よく見かけるパニックブレーキをかけたと同時に飛び降りてとまるおばちゃんのようにはなりません(笑)。ある面あれも特殊な技能かもしれません。

予断はさておき、エンジンが止まっても、かからなくても事故にはなりにくいですが、ブレーキはしっかり点検しておいた方が良いと思います。





  

Posted by うめちゃん at 23:31Comments(0)スバル