2011年05月13日
シャクトリムシ
平成12年式のスズキ ワゴンR ターボ(MC21S)。高速で追い越し加速しようとするときにエンジンがガクガクガクとなって加速しないという症状。一般道で試乗してみると症状が出ないので様子をみてもらうことにした。数ヵ月後、一般道でも症状が出る、と再入庫。試乗すると加速する際にガクガクガクとなる。
コンピューター診断機「Gスキャン」にかけてみたが異常な信号は入っていない・・・・・・。ゆっくりアクセルを踏んでいくとエンジンの回転数はちゃんと上昇しスピードもでる。アクセルを大きく開けた時だけガクガクガクとなる。Gスキャンに接続ししばらく走行しながらのデーターを入れて数値を見てみるとガクガクガクとなるときだけは燃料をカットしているようだ。おおもとのコンピューターが以上なら高額な修理になるかもしれないので、ここはディーラーにお願いすることにした。プラグに火を飛ばすためのイグニッションコイルの配線の固定の爪が悪いのでバンドで固定し症状は出ませんとの回答で引き取りに行ったが、試乗すると症状がやっぱり出る。
いろんなところに聞いてみたがそのような事例は聞いたことがないという。こりゃ困ったな・・・・・。
わからない修理が入庫するともんもんとする日々が続くのですが、ネットでググッていると改造車のサイトで「加給圧が上がり過ぎると燃料をカットします」????改造車ではないがこんな感じだなぁ・・・。
そこで改めて走行データーの加給圧のところを見てみると「!」アクセルを大きく開けたときの加給圧の数値が大きく上がっている。「ターボ車」はエンジンのマフラーから出る排気の流れを利用して扇風機みたいはファンを回し、直結された反対にあるファンで吸い込む空気をエンジンの中に押しこむように出来ています。同じ容器に多くの空気を圧縮することができるので燃料もその分多く送り込むことが出来て大きな力を出すことができます。その圧力が大きくなりすぎるとエンジンのほうが持たないので調整する部品が付いています。それが「アクチュエーター」。回転が上がり圧力が上がりすぎた場合、負圧の力でロッドを動かし、加給圧の上がりすぎた圧力を逃し調整します。

写真左下のお鍋みたいなのが「アクチュエーター」ですが、車のバンパーを外してターボタービンのアクチェーターのところを見てみると、そのお鍋の左側に出ているゴムホースに亀裂が入っていました。
最初の頃は亀裂も少なく症状も出にくかったのでしょうが半分くらい亀裂が入っていました。新品のホースを取り寄せて交換後エンジンを空吹かしして作動を確認してからバンパーを取り付けていざ試乗。
「ヒューーーンヒューーーン」と軽快なタービンの音を響かせ快調快調
データーというのはイメージなく見ていてもなかなか見えないものですね。イメージしてから見てみるとはっきり見えるようになりますね。見えなかったものが見える。不思議なもんです。
コンピューター診断機「Gスキャン」にかけてみたが異常な信号は入っていない・・・・・・。ゆっくりアクセルを踏んでいくとエンジンの回転数はちゃんと上昇しスピードもでる。アクセルを大きく開けた時だけガクガクガクとなる。Gスキャンに接続ししばらく走行しながらのデーターを入れて数値を見てみるとガクガクガクとなるときだけは燃料をカットしているようだ。おおもとのコンピューターが以上なら高額な修理になるかもしれないので、ここはディーラーにお願いすることにした。プラグに火を飛ばすためのイグニッションコイルの配線の固定の爪が悪いのでバンドで固定し症状は出ませんとの回答で引き取りに行ったが、試乗すると症状がやっぱり出る。
いろんなところに聞いてみたがそのような事例は聞いたことがないという。こりゃ困ったな・・・・・。
わからない修理が入庫するともんもんとする日々が続くのですが、ネットでググッていると改造車のサイトで「加給圧が上がり過ぎると燃料をカットします」????改造車ではないがこんな感じだなぁ・・・。
そこで改めて走行データーの加給圧のところを見てみると「!」アクセルを大きく開けたときの加給圧の数値が大きく上がっている。「ターボ車」はエンジンのマフラーから出る排気の流れを利用して扇風機みたいはファンを回し、直結された反対にあるファンで吸い込む空気をエンジンの中に押しこむように出来ています。同じ容器に多くの空気を圧縮することができるので燃料もその分多く送り込むことが出来て大きな力を出すことができます。その圧力が大きくなりすぎるとエンジンのほうが持たないので調整する部品が付いています。それが「アクチュエーター」。回転が上がり圧力が上がりすぎた場合、負圧の力でロッドを動かし、加給圧の上がりすぎた圧力を逃し調整します。

写真左下のお鍋みたいなのが「アクチュエーター」ですが、車のバンパーを外してターボタービンのアクチェーターのところを見てみると、そのお鍋の左側に出ているゴムホースに亀裂が入っていました。
最初の頃は亀裂も少なく症状も出にくかったのでしょうが半分くらい亀裂が入っていました。新品のホースを取り寄せて交換後エンジンを空吹かしして作動を確認してからバンパーを取り付けていざ試乗。
「ヒューーーンヒューーーン」と軽快なタービンの音を響かせ快調快調

データーというのはイメージなく見ていてもなかなか見えないものですね。イメージしてから見てみるとはっきり見えるようになりますね。見えなかったものが見える。不思議なもんです。