2010年05月23日
エンジンオイル
車に必要なエンジンオイルのお話です。エンジンオイルの役割は
① 潤滑作用 エンジン内部の潤滑、よくすべるようにする働きがあります。
② 密封作用 ピストンとシリンダーの隙間を密封し、圧縮を助ける働きがあります。
③ 冷却作用 ピストンのしたからオイルを吹きつけ、ピストン等を冷やす働きがあります。
④ 緩衝作用 衝撃を吸収する働きがあります。
⑤ 防錆作用 エンジン内部を錆から守ります。
⑥ 清浄作用 エンジン内部の汚れを洗浄する働きがあります。
これは、走行距離も17万キロ走った、スバルノプレオの内部(シリンダーヘッドとヘッドカバーの内側)の写真です。ご飯を食べている人はすいません


定期的にエンジンオイルが交換されている場合は⑥の洗浄作用があるのでこんな風にはなりません。しかし、17万キロは走っている、これいかに
通常3000キロから5000キロ(メーカーの基準では1万キロで交換となっている)で交換したほうがいいでしょう。オイルエレメント(フィルター)はオイル交換2回に1回。いいオイルほど洗浄作用がしっかりしているので汚れがはやいようです。
上記の写真のようになったものは、フラッシング(洗浄液)や掃除をしても、かえってつまりが出たり、異音(音が大きくなる)がする場合があるのでオイル交換だけするようにしています。
ターボエンジンの場合はオイルの通路が詰まったりする場合があるので確実に定期的に交換する必要があると思います。ターボタービンが焼きついたりした場合確実に10万以上の出費となりますし、新しい車でオイル交換不良が元で焼きついた場合、クレームの対象にはなりませんので気をつけてください。
ホンダのバモスはメンテナンスチェックランプを消すたびに、履歴が残るようになっていますので交換したころの距離が全部わかります。
スタンド等で「オイルが汚れていますよ」とよく声をかけられますが(特に女性)、オイルの汚れは基本的には目視では確認できないと思います。前回汚れていた場合は、すぐに汚れたように見えるので、確実にご自分で走行距離で管理し交換されるのがいちばんかと思います。
いつも行きつけの工場やスタンド等がない場合は特に気をつけてください。
人間界では「ユーモア」と同じように、大切な潤滑油(エンジンオイル)の話でした
① 潤滑作用 エンジン内部の潤滑、よくすべるようにする働きがあります。
② 密封作用 ピストンとシリンダーの隙間を密封し、圧縮を助ける働きがあります。
③ 冷却作用 ピストンのしたからオイルを吹きつけ、ピストン等を冷やす働きがあります。
④ 緩衝作用 衝撃を吸収する働きがあります。
⑤ 防錆作用 エンジン内部を錆から守ります。
⑥ 清浄作用 エンジン内部の汚れを洗浄する働きがあります。
これは、走行距離も17万キロ走った、スバルノプレオの内部(シリンダーヘッドとヘッドカバーの内側)の写真です。ご飯を食べている人はすいません



定期的にエンジンオイルが交換されている場合は⑥の洗浄作用があるのでこんな風にはなりません。しかし、17万キロは走っている、これいかに

通常3000キロから5000キロ(メーカーの基準では1万キロで交換となっている)で交換したほうがいいでしょう。オイルエレメント(フィルター)はオイル交換2回に1回。いいオイルほど洗浄作用がしっかりしているので汚れがはやいようです。
上記の写真のようになったものは、フラッシング(洗浄液)や掃除をしても、かえってつまりが出たり、異音(音が大きくなる)がする場合があるのでオイル交換だけするようにしています。
ターボエンジンの場合はオイルの通路が詰まったりする場合があるので確実に定期的に交換する必要があると思います。ターボタービンが焼きついたりした場合確実に10万以上の出費となりますし、新しい車でオイル交換不良が元で焼きついた場合、クレームの対象にはなりませんので気をつけてください。
ホンダのバモスはメンテナンスチェックランプを消すたびに、履歴が残るようになっていますので交換したころの距離が全部わかります。
スタンド等で「オイルが汚れていますよ」とよく声をかけられますが(特に女性)、オイルの汚れは基本的には目視では確認できないと思います。前回汚れていた場合は、すぐに汚れたように見えるので、確実にご自分で走行距離で管理し交換されるのがいちばんかと思います。
いつも行きつけの工場やスタンド等がない場合は特に気をつけてください。
人間界では「ユーモア」と同じように、大切な潤滑油(エンジンオイル)の話でした

タグ :エンジンオイル
2010年05月06日
ゴゴゴゴゴーッ
ブレーキがおかしいと依頼があり引取りに行く。ちょっと乗ったら前輪の左から「ゴゴゴゴゴゴーッ」と音がする。
これはブレーキパッドが無くなって、座金とローターがこすれているのがわかったので会社へつくまで、信号待ちなど極力サイドブレーキを引き、ブレーキは後ろの車に合図をするぐらい踏んで帰ってきた。
左前輪のタイヤを取り外してみてみると、車体内側の面がやはり思った通りであった。


右側が相当減っている。
使用限度が写真のように16ミリと浮き彫りになっている。

もちろん使用限度を越えていたのでディスクローターの交換と、10万キロ越えている車両であったためブレーキキャリパーのシールキット(ディスクローターとブレーキパットを挟み込む万力のような部品)を交換した。
大体、市内を乗られる方なら、35000キロから45000キロぐらいが点検、交換の目安ではないか。
また、点検のされていない車検の場合、ブレーキパッドが1ミリでも残っていたら何の問題も音も無く、自動車検査場の車検には合格するが、その後点検をするか、走行中の音に気をつけておかないと出費が重なることとなる。大体今の車は、ブレーキパッドの残りが2ミリぐらいになると、走り初めや、軽くブレーキを踏んだ時に「チィーーーーッ」てながんじの音がするように金属製のセンサーがついているものが多いので、走行距離と、音に気をつけていれば、ここまでの修理になることは無く、ディスクパッドの交換ですむでしょう。
また、走行後すぐに洗車される場合は特にフロントホイル付近には水を余りかけない方がいいでしょう。
熱を持ったディスクローターに水をかけ急激に冷やすと目で見たぐらいではわかりませんがひずんでしまい、ブレーキを踏んだ時にブレーキペダルから足に「コッコッコッコッ」と反発してくるような感じがある場合は、ディスクローターのひずみがあるので、交換か、ローターの研磨となります。
車やバイクはアクセルを開ければどんどんスピードが出ます。300キロ出る車もありますがチャンと止まれなければ安心してスピードを出すことは出来ません。
私の子供に自転車を教えた時も後ろから押してあげ、何回も何回もブレーキをかけさせた後に徐々に手を離していきましたので、よく見かけるパニックブレーキをかけたと同時に飛び降りてとまるおばちゃんのようにはなりません(笑)。ある面あれも特殊な技能かもしれません。
予断はさておき、エンジンが止まっても、かからなくても事故にはなりにくいですが、ブレーキはしっかり点検しておいた方が良いと思います。
これはブレーキパッドが無くなって、座金とローターがこすれているのがわかったので会社へつくまで、信号待ちなど極力サイドブレーキを引き、ブレーキは後ろの車に合図をするぐらい踏んで帰ってきた。
左前輪のタイヤを取り外してみてみると、車体内側の面がやはり思った通りであった。


右側が相当減っている。
使用限度が写真のように16ミリと浮き彫りになっている。

もちろん使用限度を越えていたのでディスクローターの交換と、10万キロ越えている車両であったためブレーキキャリパーのシールキット(ディスクローターとブレーキパットを挟み込む万力のような部品)を交換した。
大体、市内を乗られる方なら、35000キロから45000キロぐらいが点検、交換の目安ではないか。
また、点検のされていない車検の場合、ブレーキパッドが1ミリでも残っていたら何の問題も音も無く、自動車検査場の車検には合格するが、その後点検をするか、走行中の音に気をつけておかないと出費が重なることとなる。大体今の車は、ブレーキパッドの残りが2ミリぐらいになると、走り初めや、軽くブレーキを踏んだ時に「チィーーーーッ」てながんじの音がするように金属製のセンサーがついているものが多いので、走行距離と、音に気をつけていれば、ここまでの修理になることは無く、ディスクパッドの交換ですむでしょう。
また、走行後すぐに洗車される場合は特にフロントホイル付近には水を余りかけない方がいいでしょう。
熱を持ったディスクローターに水をかけ急激に冷やすと目で見たぐらいではわかりませんがひずんでしまい、ブレーキを踏んだ時にブレーキペダルから足に「コッコッコッコッ」と反発してくるような感じがある場合は、ディスクローターのひずみがあるので、交換か、ローターの研磨となります。
車やバイクはアクセルを開ければどんどんスピードが出ます。300キロ出る車もありますがチャンと止まれなければ安心してスピードを出すことは出来ません。
私の子供に自転車を教えた時も後ろから押してあげ、何回も何回もブレーキをかけさせた後に徐々に手を離していきましたので、よく見かけるパニックブレーキをかけたと同時に飛び降りてとまるおばちゃんのようにはなりません(笑)。ある面あれも特殊な技能かもしれません。
予断はさておき、エンジンが止まっても、かからなくても事故にはなりにくいですが、ブレーキはしっかり点検しておいた方が良いと思います。