2011年11月02日
バイなんとか
平成20年式の日産バネットトラック。型式はSKF2TNです。走行は11万キロ
3年ちょいでこの距離は結構走られてますねぇ。
メーターにあるエンジンのチェックランプがつき、エンジンを切っても音がすると入庫です。
エンジンをかけてもしばらくは音がします。エンジンを切っても数秒間音がします。モーターがまわる「ジャーーーッ」という音です。
助手席側のシートを開けエンジンスイッチを入れて切ってみると「ジャーーーーッ」と音がしました。場所はスロットルボディー。
この車はディーゼルなのですが、バイワイヤーと言ってアクセルからエンジンまでがワイヤーではなく電子制御でアクセルを開けるようになっています。
直噴エンジンにはこの方式が多いようで、バイクにも使われている車種があります。
詳しくはWikipedia「ドライブ・バイワイヤー」
部品がすぐに有りましたので交換です。

外してビックリ
ものすごいカーボンの量で、真ん中の黒いところですが、そこは横にまっすぐなっていないといけないのですが、カーボン(すす)で、もりあがっているのがわかると思います。
これだけカーボンが付いているのでなかのギアーか何かが、無理をしたのでしょうか?
交換後は、エンジンのチェックランプももちろん消え、音もしなくなりました。
この部品のギアの部分は非分解式で、リベットで止めてありますが、リベットを外して中を見てみると、何の変化もないように見えます。

このスロットルボディーはエンジンが停まった状態で、スロットルバタフライという開閉弁が、アクセルの状態になっています??
指で、全開になっているスロットルバタフライを閉めてみたところ・・・あれま

黒いところのギアの端っこ2つが折れていますね
ディーゼルエンジンは一回かかれば止まらないエンジンで、強制的に空気を遮断するか、燃料供給を止めない限りエンジンは止まりません。
今は燃料を電気的に止めますのでエンジンは止まりますが、昔は空気を遮断していましたので、昔の車だったら止まらないところです
何故かげたのか(折れたのか)は、わかりませんが、カーボンの付き過ぎで動きが重くなっていたことも確かでしょう。また黒いギアと白いギアがありますが、白は少し柔らかいプラスチック。黒はかたいプラスチック。どちらも固かったり、柔らかかったりするとギアが減ってしまいますのでこうなっていますが、黒い部分が材質的に少し弱いのかもしれませんね。
はい、今日は普通にお仕事のお話でした。
えっ?
私はバイなんとかではありませんよ

メーターにあるエンジンのチェックランプがつき、エンジンを切っても音がすると入庫です。
エンジンをかけてもしばらくは音がします。エンジンを切っても数秒間音がします。モーターがまわる「ジャーーーッ」という音です。
助手席側のシートを開けエンジンスイッチを入れて切ってみると「ジャーーーーッ」と音がしました。場所はスロットルボディー。
この車はディーゼルなのですが、バイワイヤーと言ってアクセルからエンジンまでがワイヤーではなく電子制御でアクセルを開けるようになっています。
直噴エンジンにはこの方式が多いようで、バイクにも使われている車種があります。
詳しくはWikipedia「ドライブ・バイワイヤー」
部品がすぐに有りましたので交換です。

外してビックリ

これだけカーボンが付いているのでなかのギアーか何かが、無理をしたのでしょうか?
交換後は、エンジンのチェックランプももちろん消え、音もしなくなりました。
この部品のギアの部分は非分解式で、リベットで止めてありますが、リベットを外して中を見てみると、何の変化もないように見えます。

このスロットルボディーはエンジンが停まった状態で、スロットルバタフライという開閉弁が、アクセルの状態になっています??
指で、全開になっているスロットルバタフライを閉めてみたところ・・・あれま


黒いところのギアの端っこ2つが折れていますね

ディーゼルエンジンは一回かかれば止まらないエンジンで、強制的に空気を遮断するか、燃料供給を止めない限りエンジンは止まりません。
今は燃料を電気的に止めますのでエンジンは止まりますが、昔は空気を遮断していましたので、昔の車だったら止まらないところです

何故かげたのか(折れたのか)は、わかりませんが、カーボンの付き過ぎで動きが重くなっていたことも確かでしょう。また黒いギアと白いギアがありますが、白は少し柔らかいプラスチック。黒はかたいプラスチック。どちらも固かったり、柔らかかったりするとギアが減ってしまいますのでこうなっていますが、黒い部分が材質的に少し弱いのかもしれませんね。
はい、今日は普通にお仕事のお話でした。
えっ?
私はバイなんとかではありませんよ

2010年09月11日
ミッション
ニッサンのオートマチックトランスミッションはCVTというスクーターのような無段階変速でスピードが上がっていく
スクーターは2つのプーリーをゴムのベルトで駆動させ、そのプーリーが、スピードにあわせて、ひろがったり閉じたりしている。(仕組み図解サイト)
このプーリーをひろげたり閉じたりを、CVTの場合モーターで行いコンピューターで制御している。
診断機にかけチェックする場合、「ステップモーター異常」とでれば、このモーターが壊れているため車がローのままギアが変わらない、エンジン回転がものすごくあがるがスピードが出ないといった症状になる。
CVT搭載車で車種によってはモーター交換ができる車種もあるみたいですが、非分解となっている場合は、CVTミッションの交換となります。
あと、センサー以上の場合もあるが症状としては同じ症状がでます。この場合はセンサー交換だけで済みます。
あと、診断機で「異常なし」と出ても、走行中に先ほどの「ギアがローから変わらない」という場合は
これもまた、CVTミッションの交換となります。
大体10万キロぐらいでこういう症状の出る車が多いようですが、事前の予防としてCVTミッションのオイルを交換するとよいでしょう。
メーカー指定では4万キロ走行毎に交換となっていると思いますが、そのまま乗っているとオイルがだんだん汚れたり劣化してCVTミッションの負担が増え、異常がでるようです。
「えーー!エンジンオイルだけ交換す入ればいいのでは?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが
車にはさまざまなオイルが使われていますので、定期的に交換してあげてください。
オートマチック車は、ミッションだったらギアを変えるたびにクラッチを踏んでいた左足のかわりのようなもんです。
左足が楽な分、オイルを交換してあげてください。オイルも結構大変なんですよ(笑)
ちなみにこのミッションを交換するとリビルトミッション、工賃、オイル代等含めて30万円は下りません
車の性能も向上し、旅にでられたりして走行距離も以前より伸びている車が多くなってきましたので、大事にしてあげてください。
普通のオートマチックも同じくオイルが沢山入っています。是非、交換してあげてください。

※走行距離が多く、オートマオイルがかなり汚れている場合は、オイル交換すると「つまり」による異常がでたり、「すべり」を感じるようなことがありますのでご注意ください。
スクーターは2つのプーリーをゴムのベルトで駆動させ、そのプーリーが、スピードにあわせて、ひろがったり閉じたりしている。(仕組み図解サイト)
このプーリーをひろげたり閉じたりを、CVTの場合モーターで行いコンピューターで制御している。
診断機にかけチェックする場合、「ステップモーター異常」とでれば、このモーターが壊れているため車がローのままギアが変わらない、エンジン回転がものすごくあがるがスピードが出ないといった症状になる。
CVT搭載車で車種によってはモーター交換ができる車種もあるみたいですが、非分解となっている場合は、CVTミッションの交換となります。
あと、センサー以上の場合もあるが症状としては同じ症状がでます。この場合はセンサー交換だけで済みます。
あと、診断機で「異常なし」と出ても、走行中に先ほどの「ギアがローから変わらない」という場合は
これもまた、CVTミッションの交換となります。
大体10万キロぐらいでこういう症状の出る車が多いようですが、事前の予防としてCVTミッションのオイルを交換するとよいでしょう。
メーカー指定では4万キロ走行毎に交換となっていると思いますが、そのまま乗っているとオイルがだんだん汚れたり劣化してCVTミッションの負担が増え、異常がでるようです。
「えーー!エンジンオイルだけ交換す入ればいいのでは?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが
車にはさまざまなオイルが使われていますので、定期的に交換してあげてください。
オートマチック車は、ミッションだったらギアを変えるたびにクラッチを踏んでいた左足のかわりのようなもんです。
左足が楽な分、オイルを交換してあげてください。オイルも結構大変なんですよ(笑)
ちなみにこのミッションを交換するとリビルトミッション、工賃、オイル代等含めて30万円は下りません

車の性能も向上し、旅にでられたりして走行距離も以前より伸びている車が多くなってきましたので、大事にしてあげてください。
普通のオートマチックも同じくオイルが沢山入っています。是非、交換してあげてください。

※走行距離が多く、オートマオイルがかなり汚れている場合は、オイル交換すると「つまり」による異常がでたり、「すべり」を感じるようなことがありますのでご注意ください。
2010年05月12日
オーバーヒート
だんだん熱くなってきましたね
しかし、朝夕は冷え込みますので気をつけないといけないですね。
平成11年式のニッサン グロリア 車を止めてアイドリングでしばらくすると、メーターの温度計がどんどん上がっていき、エアコンも冷えなくなると依頼があった。
アイドリングで水温が上がるといって考えられるのは、ラジエターの水漏れにより水が減っている、ラジエターのつまり、水まわりの温度弁サーモスタットが開かないようになっている、水を循環させるウヲーターポンプのプロペラが錆びてなくなっている、ラジエターを冷やすファンが回らなくなっている等々考えられる。ラジエターのファンはエンジン回転でまわすファント、電動モーターで冷やすタイプと2つある。
余りにもエンジンが熱かったため冷えるまで待って点検開始。ラジエターキャップを開けると水は入っている。
次にファンを確認


ファンがない!

これじゃ冷えるはずがない。走行すると走行風である程度エンジンは冷えるのだが、これでは冷やしようがない。
さっそくファンを注文した。

見ての通りです
交換し、ラジエター液を補充し完了。
なんか絡まったのかな?それとも材質の問題か?結構な温度まであがるので長い年数たつと、劣化するのかもしれない。
ファンで思い出したが、いちどミイラ化した猫がファンのしたのエンジンカバーとボディーの間に挟まっていたことがある。

平成11年式のニッサン グロリア 車を止めてアイドリングでしばらくすると、メーターの温度計がどんどん上がっていき、エアコンも冷えなくなると依頼があった。
アイドリングで水温が上がるといって考えられるのは、ラジエターの水漏れにより水が減っている、ラジエターのつまり、水まわりの温度弁サーモスタットが開かないようになっている、水を循環させるウヲーターポンプのプロペラが錆びてなくなっている、ラジエターを冷やすファンが回らなくなっている等々考えられる。ラジエターのファンはエンジン回転でまわすファント、電動モーターで冷やすタイプと2つある。
余りにもエンジンが熱かったため冷えるまで待って点検開始。ラジエターキャップを開けると水は入っている。
次にファンを確認



ファンがない!

これじゃ冷えるはずがない。走行すると走行風である程度エンジンは冷えるのだが、これでは冷やしようがない。
さっそくファンを注文した。

見ての通りです

交換し、ラジエター液を補充し完了。
なんか絡まったのかな?それとも材質の問題か?結構な温度まであがるので長い年数たつと、劣化するのかもしれない。
ファンで思い出したが、いちどミイラ化した猫がファンのしたのエンジンカバーとボディーの間に挟まっていたことがある。

2010年05月05日
変速しない
先日の平成12年式のニッサン ステージア(WHC34) エンジン型式はRB20。
エンジンは快調になったものの試運転中に?????オートマチック車であるが加速が悪い
2速で発進しているようだ。
「ちょっとまってくださいよ~」とこんにちは根岸のようになってしまった。今度はオートマチックコンピューターをチェックすると「ソレノイドB」と出てきた。電気的にオイルの通路を切り替えるソレノイドバルブだ。
オートマのオイルパンのドレンボルトからオイルを抜き、オイルパンを取り外す。すると見えてくるソレノイドボディと配線のカプラーを取り外すのだが、ここで要注意なのが緩めるボルト。整備要領書を見ると緩めるボルトがしっかり記載してある。関係ないボルトをはずすと後で面倒なことになる。はずしたボルトも長さが違うためちゃんと並べておくか、整備要領書に書いてある長さをしっかり確認しておかなくてはいけない。
それからもう一点は、ソレノイドバルブボディーをゆっくりまっすぐはずしていくとスプリングが3本横から見ると見えるので、そのスプリングの位置、形状をしっかり覚えておかないといけません。
あとは、チェックボール等はその部分には入っていないのでスロットルボディー脱着後は、ソレノイドバルブ(A・Bセットのも)を交換して、元通りに組みつけ、オートマチックオイルを規定量入れればOK。

もういちどコンピューターチェックし履歴を削除し試運転。快調快調。
ソレノイドバルブボディーを取り外す時は、2人でやる方が確実でしょう
オートマオイルが結構出てくるので要注意
エンジンは快調になったものの試運転中に?????オートマチック車であるが加速が悪い

「ちょっとまってくださいよ~」とこんにちは根岸のようになってしまった。今度はオートマチックコンピューターをチェックすると「ソレノイドB」と出てきた。電気的にオイルの通路を切り替えるソレノイドバルブだ。
オートマのオイルパンのドレンボルトからオイルを抜き、オイルパンを取り外す。すると見えてくるソレノイドボディと配線のカプラーを取り外すのだが、ここで要注意なのが緩めるボルト。整備要領書を見ると緩めるボルトがしっかり記載してある。関係ないボルトをはずすと後で面倒なことになる。はずしたボルトも長さが違うためちゃんと並べておくか、整備要領書に書いてある長さをしっかり確認しておかなくてはいけない。
それからもう一点は、ソレノイドバルブボディーをゆっくりまっすぐはずしていくとスプリングが3本横から見ると見えるので、そのスプリングの位置、形状をしっかり覚えておかないといけません。
あとは、チェックボール等はその部分には入っていないのでスロットルボディー脱着後は、ソレノイドバルブ(A・Bセットのも)を交換して、元通りに組みつけ、オートマチックオイルを規定量入れればOK。
もういちどコンピューターチェックし履歴を削除し試運転。快調快調。
ソレノイドバルブボディーを取り外す時は、2人でやる方が確実でしょう


2010年05月02日
アイドリングでぼとつく
平成12年式のニッサン ステージア(WHC34) エンジン型式はRB20。
エンジン不調で入庫。アイドリングでボトついている。エンジンチェックランプがついたそうなので、診断機にかけると「1次信号系統」と出てきた。
アクティブテストで6気筒を順に点検。1番を燃料カットするも回転のボトつきが変わらない。どうやら1番がやられているようだ
最近の車はダイレクトイグニッションでプラグ1本にひとつイグニッションコイルがついている。

部品を取り寄せ交換すると、ばっちり
!!! しかし、しばらく試運転すると又チェックランプがついた
「1次信号系統」
ディーラーに勤めている先輩に連絡すると「イグニッションコイルは6個とも全部変えないといかんばい・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
G-スキャンという、コンピューター診断機のサポートセンターに電話すると
「あ~あっそれは・・・・・・ニッサンは良くあるんですよ・・・・・・なんらかの理由でバランスが悪くなるのか、新品がまた壊れてしまう事例があります・・・・・・」
他のメーカーの車は、コイルの製造メーカーを聞かれ同じメーカーのもの取り付けることはあっても、ひとつだけ変えても何の問題もなかったし、ニッサンのグロリアのV6もその1カ月前ほどにひとつだけ交換したが、全く異常は出ない。
ステージアだけなのか???
コイル=10300円。これを6本交換すると工賃入れると結構な値段になってしまう。かなり走行距離が伸びないと出ない症状だとは思うのだが、高額修理となってしまう
エンジン不調で入庫。アイドリングでボトついている。エンジンチェックランプがついたそうなので、診断機にかけると「1次信号系統」と出てきた。
アクティブテストで6気筒を順に点検。1番を燃料カットするも回転のボトつきが変わらない。どうやら1番がやられているようだ
最近の車はダイレクトイグニッションでプラグ1本にひとつイグニッションコイルがついている。

部品を取り寄せ交換すると、ばっちり


「1次信号系統」
ディーラーに勤めている先輩に連絡すると「イグニッションコイルは6個とも全部変えないといかんばい・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
G-スキャンという、コンピューター診断機のサポートセンターに電話すると
「あ~あっそれは・・・・・・ニッサンは良くあるんですよ・・・・・・なんらかの理由でバランスが悪くなるのか、新品がまた壊れてしまう事例があります・・・・・・」
他のメーカーの車は、コイルの製造メーカーを聞かれ同じメーカーのもの取り付けることはあっても、ひとつだけ変えても何の問題もなかったし、ニッサンのグロリアのV6もその1カ月前ほどにひとつだけ交換したが、全く異常は出ない。
ステージアだけなのか???
コイル=10300円。これを6本交換すると工賃入れると結構な値段になってしまう。かなり走行距離が伸びないと出ない症状だとは思うのだが、高額修理となってしまう
