トヨタのタウンエースに乗ったお客さんが来た
昨日、走っていると急にエンジンルームから白い煙が出てきたので、あわててガソリンスタンドへかけ込み
見てもらったそうだ
エンジン内部の水(冷却水)を室内に引き込み、冬はその温まった冷却水で室内を暖めるようになっているが、そのホースがつなぎ目パイプのとこから抜けていて、その水が、エンジンのいちばん温度が高いマフラーのところへ落ちたので、沢山の水蒸気があがったのだ
今から高速に乗ろうと思うが大丈夫だろうかと持ち込まれ、ボンネットを開けてその継ぎ目を見ると水が滲んでいた
「少し滲んでますねぇ・・・こんなところのホースが抜けることはあまり考えられないんですけどね・・・」と見ながら話していた
ちょっとあずかって見たほうが良いなと思いながら、その付近の上側をさわって動かした時だった
「ブシューーーー!」
突然そのジョイントのところのパイプが砕けた
よけたが顔の左目付近全体に温度で多分90度ちょいの冷却水がかかってしまった
「あっ!」と思っても、アフターザフェティバル
幸いにも私は、メガネをしているので弱い目の周り直撃は避けられた
さすがに面の皮が厚いといわれている私も、すぐいちばん近い水道へ行き水で洗い流しながら冷やし
かみさんを呼んで氷を持ってきてもらって冷やした
しばらくはひりひりしたがしっかり氷で冷やしたので、今はさわればちょっと痛い程度
大事には至らなかった
このジョイントが実はプラスティックでできている
ダイハツのミラなどは8年から10年前の車はジョイントがやはりプラスティックでできていて
長く100度近くの熱にさらされるためか、また材質の問題かはわからないが、振動でポキッと折れる車がある
修理の時に部品を頼むと、同じ形状だが材質は金属の物が来る
コスト、または軽量化のためかはわからないがこの作りは無いだろうと思ってしまう
上の写真はダイハツミラの2箇所折れているジョイント
トヨタのタウンエースにもこのプラスチックのジョイントが使ってあるとは知らなかった
もし、お持ちの方がいたらご注意ください
水が漏れると、水蒸気が出るだけではなく そのまま走っているとエンジンがオーバーヒートを起こし
修理代がかさむ場合があるので、メーターの水温計(最近の車は温度計みたいなマークが最初は青ないし緑、しばらく走ると消えるランプが赤く点いたら水温異常)を、たまには確認しながら走ってください♪
もしCとH(ColdとHot)の真ん中にある針がHのところにきたら、また温度計マークが赤く転倒したら、それはオーバーヒートです
すぐに車を止めて、まずはエンジンを冷やしてください
今日はこのへんで!